GROW 通信-1

 

IGSでは、生徒がこれからの未来を切り拓くために身に付けるべき資質・能力の育成に向けて「新たな一歩」を踏み出す先生方をご支援するためのさまざまなコンテンツを、月1回、無料ニュースレター「GROW通信」としてお届けしています。「GROW通信」の配信はこちらからご登録いただけます。

 

GROW通信 第33号のテーマは【探究型学習をより実りあるものにするために】です。

新学習指導要領により求められるさまざまな資質・能力を育む上で欠かせない「探究型学習」。しかし、その正解のない取り組みの評価や進め方にお悩みの先生も多いのではないでしょうか。今号では、探究型学習で実績を上げる各校の先生にセミナーでご紹介いただいた具体的事例をはじめ、探究型学習をより実りあるものにするためのヒントをご紹介いたします。
 

<INDEX>
・【お知らせ】NHKでの「Ai GROW」紹介
・【セミナーレポート】​​​​​​11/19 札幌開催&11/26 福岡開催
・【フレームワーク講座】「物事の前提を疑う」思考法
・【動画でチェック】「Ai GROW」お役立ち機能
  ~教育プログラムの効果測定と育成目的に応じた最適なグルーピング~
・【探究への道】千代田区立九段中等教育学校(東京都)
 

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【お知らせ】NHKおよびKSBでの「Ai GROW」紹介


2022年11月30日夕方、NHKとKSB瀬戸内海放送のニュース番組で、思考・判断・表現力や主体性などといった生徒の資質・能力を定量化する弊社の評価ツール「Ai GROW」が紹介されました。

ニュース映像の中では「Ai GROW」の受検風景に加え、「相互評価によって自分の強みを客観的に知ることができた」という生徒の声や「教育効果を定量的に見ることができるようになる」といった先生の声も紹介されています。

放送内容は各局のWebサイトに掲載されています。ぜひご覧ください。

NHK「ゆう6かがわ」

KSB「News Park KSB」


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​【セミナーレポート】「生徒の資質・能力の育成とその適切な評価の実現に向けて」


弊社では今秋、「探究型学習」「総合型選抜入試」をテーマにしたセミナーを各地で開催。探究型学習の指導で実績を上げる各地の先生方を講師に迎え、これから求められる資質・能力を育む具体的方策をご紹介いただきました。その講演内容をまとめたセミナーレポートで、各校の取り組みをぜひご確認ください。
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1.探究活動の精度と効果を高める学びのデザイン(上野学園中学校・高等学校 藤井亮太朗先生)

本校では、学校全体の学びのビジョンの幹となる縦軸に「探究的な学び」を据え、これを横軸である授業や行事をはじめとする学校内外の活動で広く展開しています。「探究的な学び」を軸とした教育活動の中で、本校では特に「対話」を大切にしています。
 
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2. 見えない学力の育成と評価によって明らかになった生徒の変容(筑紫女学園中学校・高等学校 山田尚宏先生)

自分を知ることから始め、他者を知り、SDGs、福岡、国内、世界へと目を向ける。社会と徐々につながり、その中で自分が目指したいことを考え、キャリア教育につなげることを目標としている本校の探究型学習。「ここまでにはこの力をつけたい」という目標を定期的に定め、その振り返りとして「Ai GROW」を活用しています。
 
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3. SSHによる生徒の強みと能力の変化(熊本県宇土中学校・宇土高等学校 後藤裕市先生)

探究活動を実践するにあたり、本校ではLOGICと称した5つの観点(論理性、客観性、グローバル性、革新性、創造性)を伸ばすことを目標としています。構想発表、中間発表、校内発表、外部発表と発表機会を設けることで、活動をスパイラル状に高められるようにしています。

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4.生徒の資質・能力を高める行事や探究型プログラムの定量評価の実現(東明館中学校・高等学校 林田龍之介先生)

さまざまな経験を通して生徒の能力を向上させていくためには、やはりPBL(課題解決学習)が大切。その効果をしっかりと定量化していくことで効果の把握と改善に繋げていきたいと考え、「Ai GROW」を導入しました。

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弊社では今後も、生徒の資質・能力の成長と先生方のご指導のさらなる改善につながるセミナーを継続的に開催してまいります。今後の開催予定は以下のセミナーページにてお知らせいたしますので、ご同僚の先生方とお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

▼セミナーページはこちら
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フレームワーク講座「GROW Academy」

 

疑う力

探究型学習は、生徒の従来の学力にとどまらないさまざまな資質・能力を大きく伸ばす機会です。より実りある活動にするために、「物事の前提を疑う」フレームワーク(思考法)、「疑う力」を活用してみませんか。

■「疑う力」とは
物事の前提、当たり前を疑い、それが本当に正しいのかを検証してみることで、問題を解決したり、新しいアイデアを創出するためのフレームワークです。

■「疑う力」の活用が生徒の成長を促す理由
多視点から物事を見る力、情報収集力などを伸ばすことができます。前提を疑うことで問題解決や新しい製品・サービスの創出につながるため、将来社会で活躍していく上でも不可欠な力です。

■探究型学習における「疑う力」活用法
・テーマ選択の際、当たり前だと思っている物事の前提を疑ってみることで、ユニークで面白いテーマを見つけられる
・情報収集の際、その情報が正しいか疑ってみることで、情報の精査ができるようになる
・グループワークでの協働作業やお友達の発表の際に、多視点から物事をみることで、より深い議論ができる

今回ご紹介したGROW Academyでは、課題設定力や創造性などといったコンピテンシーを「社会のニーズに即した形」で高めるために有用なフレームワーク(思考法)を学べます。各動画は3~5分程度で、学習指導案とワークシートも付いており、明日からの授業ですぐに活用することが可能です。

 ▼「GROW Academy」の詳細な資料のご請求はこちら

 

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動画でチェック! 「Ai GROW」お役立ち機能


~教育プログラムの効果測定と育成目的に応じた最適なグルーピング~
新学習指導要領により求められるさまざまな資質・能力を育む上でキーワードとなっている「探究型学習」。しかし、その正解のない取り組みの評価や、進め方についてお悩みの先生も多いのではないでしょうか。

従来のペーパー・ベースの試験では計測できない思考力や表現力、創造性や主体性などといった生徒の資質・能力とその成長を定量化する「Ai GROW」なら、教育プログラム前後の受検結果を管理画面から簡単な操作で箱ひげ図として比較でき、教育効果を一目で把握することが可能です。

また、受検結果を基に、リーダーシップや批判的思考力、創造的思考力など、育成したい能力を伸ばす上で最適なグループを作成することもできます。

「Ai GROW」の管理画面で「コンピテンシーのクラス・学年比較と教育プログラムの効果測定」「育成目的に応じたグルーピング」を行う方法を詳しくご紹介する動画をご用意しています。詳細は、お問合せ下さい。

▼「Ai GROW」の詳細なご案内のご希望とお問い合わせはこちら

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【探究への道】千代田区立九段中等教育学校(東京都)

探究への道-1


本連載では、探究の設計と構築にフォーカスし、実際にカリキュラムをデザインされた先生方に実践をご紹介いただきます。読者の先生方にとって新しい一歩を踏み出す手助けになることを願っています。

第16回:千代田区立九段中等教育学校(須藤祥代先生)

本校では、「体験から学ぶ」ことを重視し、「総合的な探究の時間」では、個人で卒業研究を行っています。この卒業研究は、自分でテーマを設定し、文献調査や実地調査を経て中間発表を行い、その結果を基にソーシャル・アクションとして社会に貢献できる行動を考えながら実践を積み重ねていきます。卒業研究で大事なのは生徒のやる気に火をつけること。生徒がやらされた感で行うのではなく、自分でやりたいと思えるようにすることをもっとも重視しています。
 
千代田区立九段中等教育学校の「探究への道」全文はこちら

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