~生徒の特性を伸ばし、生きて働く資質・能力を育む教育の在り方~
オンラインセミナー

2021年7月31日(土) 14:00〜16:00

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「新しい学力観」が提唱されてから早30年。指導要録は観点別となり、生徒の学ぶ「意欲」・「関心」の評価が重要視されるようになりました。この、社会に開かれた教育を前面に押し出し、生徒の「特性」を伸ばしながら生涯学習(Lifelong Learning)や学校での学びを実社会へとつなげる観点での評価は、今後さらに加速していくことが予測されます。

これに合わせてデザイン思考や探究という学びやアプローチが学校教育現場に広まる一方、生徒の学ぶ「意欲」・「関心」という「見えない学力」、つまり定量化することが困難な非認知能力領域の評価は極めて難しく、先生個々人の主観に頼らざるを得ないのが現状です。

本セミナーでは教育哲学・学習理論実践・教育政策という3つの視点からこれからの学習評価の在り方について、先生方と一緒に考えてまいりたいと思います。

これからの、そして、何よりも「生徒のための学習評価」の実現に向け、ご同僚の先生とお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。

 

■イベント概要

第7回 生徒の資質・能力の育成とその適切な評価の実現に向けて

~生徒の特性を伸ばし、生きて働く資質・能力を育む教育の在り方~

■日程

2021年7月31日(土) 14:00〜16:00

 

■内容

第1部:生徒の「見えない学力」を定量化する「Ai GROW」のご紹介

第2部:講師陣によるパネル・ディスカッション

講師:苫野一徳先生(哲学者・教育学者、熊本大学 教育学部 准教授)

    山下洋輔先生(柏市議会議員、柏まちなかカレッジ学長)

    髙橋一也先生(神田外語大学 言語メディア教育研究センター 客員講師、IGS株式会社 研究員)

第3部:質疑・応答

 

■講師紹介

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苫野一徳先生(哲学者・教育学者、熊本大学教育学部 准教授)

早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学) 著書に『どのような教育が「よい」教育か』(講談社)、『勉強するのは何のため?』(日本評論社)、『教育の力 』(講談社現代新書)、『「自由」はいかに可能か』(NHK出版)、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)、『はじめての哲学的思考』(筑摩書房)、『「学校」をつくり直す』(河出新書)、『ほんとうの道徳』(トランスビュー)、『愛』(講談社現代新書)、『NHK100de名著 苫野一徳特別授業 ルソー「社会契約論」』(NHK出版)などがある。

 

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山下洋輔先生(柏市議会議員、柏まちなかカレッジ学長)

高校教諭、教育学研究と地域活動を通して、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合っていくべきものと痛感。2011年9月より、柏市議会議員として、「教育のまち」を目指し、議会から働き掛けている(現在3期目)。学校だけでなく、一生学び続けられるまちを目指し、柏まちなかカレッジやバスケットボール、保護司やパトロールなどの活動にも取り組む。千葉県立東葛飾高等学校卒。早稲田大学教育学部卒。同大学院修士課程修了後、土浦日本大学高等学校にて教諭。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程を単位取得後退学。算数・数学に特化したオンライン学習塾「算楽塾」代表。図書館司書資格。20209月から柏市監査委員。著書に『地域の力を引き出す学びの方程式』(水曜社)がある。

 

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高橋一也先生(神田外語大学 言語メディア教育研究センター 客員講師)

神田外語大学言語メディア教育研究センター客員講師(常勤)。慶應義塾大学大学院、米・ジョージア大学大学院でインストラクショナルデザインを研究(全米優等生協会選出)、蘭・ユトレヒト大学大学院で認知心理学を学ぶ。2008年より都内の私立学校の英語教諭として勤務し、2016年度より中学教頭を務める。2016年には日本人として初めてグローバル・ティーチャー賞の最終候補に選出される。現在、日本全国の学校で授業力向上の支援にも力を入れている。

 

■対象

・学校の先生(中学校・高等学校・中高一貫教育校の先生など)
・各自治体の教育委員会の先生・ご担当者様

※以下の方は先着50名までお受けいたします。
・これからの教育に興味・関心の高い方(企業の方は除く)

 

参加費・定員

・参加費:無料
・定員:200名

■受講環境

今回は、Zoomオンライン配信のプラットフォーム)を利用します。
受講可能環境:パソコン、スマートフォン、タブレット

 

■その他

・企業の方からの参加申込は受け付けておりませんのでご了承ください。

・過去開催のセミナーレポート記事はこちらからご覧いただけます。
https://blog.aigrow.jp/article

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