コンピテンシー・ベースの教育を求める新学習指導要領の要請だけでなく、拡大する学校推薦型選抜と総合型選抜入試への対応などから知識・技能にとどまらない非認知能力を含む「生きる力」の育成に力を入れる学校が増えています。一方、非認知能力の育成とその適切な評価に苦慮されている学校、先生方は少なくありません。
そこで本セミナーでは、全国各地で非認知能力の育成を中心とした教育実践の在り方を提唱する岡山大学の中山芳一先生に、中学校・高等学校で非認知能力を育む重要性とともに、その具体的な方策をご紹介いただきます。
本セミナーが、生徒の皆さまの「生きる力」の成長とそれを支える先生方のご指導のお役に立てることを願っております。ご同僚の先生とお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
■イベント概要
第11回 生徒の資質・能力の育成とその適切な評価の実現に向けて
~非認知能力の重要性とその成長を促す具体的方策~
■日程
2021年12月21日(火) 17:00〜19:00
■内容
第1部:なぜ非認知能力? 生徒の非認知能力の伸ばし方
講師:中山芳一先生(岡山大学 全学教育・学生支援機構 准教授)
第2部:生徒の資質・能力を定量化する「Ai GROW」の可能性
第3部:「Ai GROW」先行事例紹介
(1)育てたい生徒像「9つの力(資質・能力)」の育成と可視化
花松 均先生(北海道紋別高等学校 校長)
▼北海道紋別高等学校の活用事例はこちら
https://blog.aigrow.jp/case/0010/monbetsu
(2)各種教育活動の効果を「Ai GROW」で再定義(仮)
細井 俊克先生(白梅学園高等学校 教諭)
▼白梅学園高等学校の活用事例はこちら
https://blog.aigrow.jp/case/0012/shiraume
第4部:質疑応答
■講師
中山芳一先生(岡山大学 全学教育・学生支援機構 准教授)
■講師紹介
中山芳一先生(岡山大学 全学教育・学生支援機構 准教授)
岡山大学教育学部卒業後、当時は岡山県内に男性一人といわれた学童保育指導員として9年間在職。学童保育の研究が将来的な学童保育の充実に必要不可欠と確信し、教育方法学研究の道へ方向転換した。現在は、岡山大学全学教育・学生支援機構の准教授として学生たちのキャリア教育や課外活動支援を担当するとともに、全学生必修の初年次キャリア教育の主担当教員も務める。そして、20年以上におよぶ小学生と大学生の教育経験から「非認知能力の育成」という共通点を見出し、全国各地で非認知能力の育成を中心とした教育実践の在り方を提唱。現在、幼児教育や小中高の教員、一般の児童・生徒や保護者を対象とした講演会の回数は年間200件を超える。主な著書に『東大メンタル -「ドラゴン桜」に学ぶやりたくないことでも結果を出す技術』(2021年、日経BP)がある。
■対象
・中学校・高等学校・中高一貫教育校の先生、教育委員会の先生・ご担当者様
■参加費・定員
・参加費:無料
・定員:100名
■受講環境
・Zoom(オンライン配信のプラットフォーム)
・受講可能環境:パソコン、スマートフォン、タブレット
■その他
・企業の方からの参加申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
・過去開催のセミナーレポート記事はこちらからご覧いただけます。
https://blog.aigrow.jp/article
■セミナーお申し込み方法
お申し込み受付を終了いたしました。