学習指導要領の改訂により、「生きる力」や「学びに向かう力」など、従来の学力にとどまらないさまざまな資質・能力の育成が求められています。これはすでに入試形態の変化にも表れ、その変化は今後さらに拡大していくことになるはずです。
一方、これら資質・能力の育成とその評価に苦慮されている学校は少なくありません。
では、従来の学力にとどまらない資質・能力の成長をいかに促し、その成長を多面的かつ適切に評価していけばよいのでしょうか。
今回は生徒のさまざまな資質・能力の成長を促す実践を重ねる3校の先生を講師に迎え、多面的評価の実現にいたるまでの過程とともに、実現後に明らかになった生徒の成長や効果などについて具体的にお話しいただきます。
今回ご紹介する生徒の成長を加速させる各校の先行実践例は、選抜方式や試験問題が多様化する中、進路保障し、進学実績の向上を図るための新たな道筋のご提案にもつながると考えております。ご同僚の先生とお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
■セミナー概要
第18回 生徒の資質・能力の育成とその適切な評価の実現に向けて(東京)
〜多面的な評価の実現によって見えた生徒の成長と展望〜
■日程
2022年12月10日(土)15:20~17:30(受付開始 14:50)
■会場
聖徳学園中学・高等学校
(東京都武蔵野市境南町2-11-8/ JR中央線「武蔵境駅」から徒歩3分)
■内容
第1部:企業の人材評価における新たな動きから見る資質・能力の重要性
第2部:データに基づいた探究型学習の「未来の形」
講師:山名和樹先生(聖徳学園中学校・高等学校 グローバル教育部長、臨床心理士)
第3部:生徒自身によるコンピテンシー育成PDCAサイクルの創出と循環
講師:髙橋道人先生(洗足学園中学高等学校 教諭、高校1学年主任)
第4部:社会でアクションを起こす探究型学習の設計と生徒の学び
講師:木村剛隆先生(明星中学校・高等学校 教諭)
第5部:Q&Aセッション
■講師の紹介
山名和樹先生(聖徳学園中学・高等学校 グローバル教育部長、臨床心理士)
米国大学院卒業後、サウスカロライナ州の小学校にてスクールカウンセラーとして従事。日本帰国後、現任校の聖徳学園中学・高等学校にてスクールカウンセラーとして勤務を開始する。海外経験が買われ、現在はグローバル教育部部長・総合科主任・SDGs推進委員会委員長を兼任。データに基づいた探究型学習の効率的な学びと教師の関わり方について独自に研究を続ける。2018年 パナソニック財団研究指定「国際協力教育におけるICT機器の効果的な活用に関する研究」、 2020年 日本私学教育研究所委託研究員「PBL型」国際協力授業における生徒達の主体性や対話を引き出すための言葉かけに関する研究、2021年 東京都私学財団委託研究員(特別加算対象)「ポストコロナ時代のオンラインを活用したハイブリッド型PBL学習形態の発展性と教師の関わり方に関する研究」など、多数の論文を執筆。
髙橋道人先生(洗足学園中学高等学校 教諭、高校1学年主任)
同校に赴任して19年目、学年主任を務めて11年目。近年では、大学入学共通テストの導入学年や、新課程の導入学年を担当している。生徒の高いモチベーションや実践力を養うことをテーマに学園の実践目標「理想高遠実行卑近」の実現を目指した新しい取り組みを常に模索しつつ、自律した生徒集団の育成に挑んでいる。
髙橋先生の「Ai GROW」活用事例はこちら
木村剛隆先生(明星中学校・高等学校 教諭)
関西大学大学院総合情報学研究科修了。鹿児島県の屋久島で2年間教員を経験し、現在、明星中学校・高等学校で「情報」の授業を担当している。大学時代から、体験学習やプロジェクト型学習(PBL)や正課外活動を軸に実践・研究を重ねる。
■対象
・中学校・高等学校・中高一貫教育校の先生
・教育委員会の先生・ご担当者様
■参加費・定員
・参加費:無料
・定員:50名
■その他
・企業の方からの参加申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
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・感染症対策の方針とお願いについてはこちらをご確認ください。
■お申込方法
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