新学習指導要領で重視されている探究型学習。⾃ら課題を発⾒し、学び、考え、判断し、課題を解決する資質・能⼒を育む探究型学習は、総合型選抜はもちろん、考える力、活用する力、表現する力などが求められるようになる一般選抜入試においても、実績を伸ばしていくために重要な教育機会になることは間違いありません。
一方、探究型学習の学習歴と評価は重要であるにも関わらず、評価基準のあいまいさや評価の負担の大きさなどから生徒の成長につなげる定量的かつ形成的な評価が課題となっていることも事実です。
今回は客観的なデータを得ながら探究型学習の実践を重ねる2校の先生を講師に迎え、探究型学習を通して生徒の資質・生徒の成長を促す具体的な方策をご紹介いただきます。
ご同僚の先生とお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
■セミナー概要
第19回 生徒の資質・能力の育成とその適切な評価の実現に向けて
〜探究型学習の積み重ねと客観的な評価から見えたこと〜
■日程
2023年3月14日(火)16:30~18:00
■内容
第1部:探究型学習による成長を可視化する「探究力測定」のご紹介
第2部:定量評価で明らかになった探究活動・指導の効果と課題
講師:大久保邦博先生(徳島県立脇町高等学校 教諭)
第3部:探究型学習を通した学びに向かう力の育成と担うべきこれからの学校の役割
講師:田澤秀信先生(関西学院高等部 副部長)
■講師の紹介
大久保邦博先生(徳島県立脇町高等学校 教諭)
担当教科は理科・化学。2018年から同校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)プロジェクトチーム主任として、課題研究と普通科における探究活動のプログラム開発や教科横断型授業の開発を担当する。また、生徒のキャリア形成やシビックプライドの醸成を目的とし、地元自治体や企業と連携したプログラムの構築に努める。AiGROWの導入を機に、探究を基軸としたSSHにおける教育実践の成果と課題を可視化することに取り組んでいる。
田澤秀信先生(関西学院高等部 副部長)
関西学院高等部副部長(担当教科は英語科)。2016年度より現職。2018年度まではSGH(スーパーグローバルハイスクール)、2019年度からはWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業の拠点校として文部科学省からの指定を受け、高大連携や社会とのつながりを軸とした独自の探究型カリキュラムのデザインに従事。「Ai GROW」の活用を通じて、教員・生徒ともに「コンピテンシーの成長を可視化することで、学びと指導の効果の実感を得られること」を目指している。
■対象
・中学校・高等学校・中高一貫教育校の先生
・教育委員会の先生・ご担当者様
※このような先生に特にお勧めです
① 探究型学習の指導や評価に課題やお悩みを感じている先生
② 探究型学習の効果をできる限り高めたいとお考えの先生
③ 急速に変化する大学入試への対応に課題を感じている先生
■参加費・定員
・参加費:無料
・定員:50名
■受講環境
オンライン開催。Zoom(オンライン配信のプラットフォーム)を利用します。
受講可能環境:パソコン、スマートフォン、タブレット
■その他
・企業の方からの参加申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
・過去開催のセミナーレポートはこちら
■同時期開催セミナーのご案内
第20回 生徒の資質・能力の育成とその適切な評価の実現に向けて
~スクール・ポリシーに基づく教育活動をどう定量評価するか~
(2023年3月15日開催)はこちら
■お申込方法
お申し込みは終了いたしました
たくさんのご参加ありがとうございました