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探究は、生徒がこれからの社会を生き抜くために必要な力を身に付けるうえで重要な機会となる一方、そのプロセスや評価に対する課題を多くの学校・先生方からうかがいます。

また、教育効果を高め生徒の成長を促すためとはいえ、既存の探究プログラムを大幅に見直すことも容易ではありません。今回は、早期から探究型学習と非認知能力教育を推進されている先生方をお招きし、生徒の資質・能力の成長を加速させる探究の取り組みの先行事例と生徒の非認知能力を育むための評価についてご紹介いただきます。

既存の探究プログラムを生かしながら教育効果をできる限り高めるための具体的なヒントをお持ち帰りいただけますと幸いです。新学期からのご指導に備え、ご同僚の先生とお誘い合わせのうえぜひご参加ください。

 

〇熊本開催:2023年8月2日(水)はこちら
〇横浜開催:2023年8月21日(月)はこちら

 

■セミナー概要

第22回 生徒の資質・能力の育成とその適切な評価の実現に向けて(岡山)
探究型学習の達成感を成長につなげる評価の工夫

 

■日程

2023年8月4日(金)15:00〜17:15(受付開始 14:40)

 

会場

スクエアホール(ターミナルスクエア12階/岡山駅徒歩1分)

 

■内容

第1部:探究型学習による成長を定量化する探究力測定のご紹介

第2部:探究学習による生徒の強みと能力の変化

講師:田中福人先生(学校法人ノートルダム清心学園 清心中学校清心女子高等学校 研究開発部長)

第3部:探究学習を通じた生徒の成長と向き合うための取り組み

講師:竹島 潤先生(岡山市立操南中学校 教務主任・総合学習主任

第4部:非認知能力を育むための評価とフィードバックの重要性

講師:中山芳一先生(岡山大学 教育推進機構 准教授)

第5部:探究型学校行事に関する実践事例のご紹介(株式会社JTB

第6部:Q&Aセッション

 

■講師の紹介

田中福人先生(学校法人ノートルダム清心学園 清心中学校清心女子高等学校 研究開発部長)

2006年度より同校にて勤務。同校は2006年度よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)として文部科学省からの指定を受け、先進的な理数教育を研究開発するとともに、国際性、創造性、独創性を高める指導方法並びに教材の開発等を行っている。SSHで育成したい、探究を進める資質・能力についての評価研究も行っており、独自のリサーチリテラシーテストを開発する一方で、「数理探求アセスメント」の活用を進めている。

 

竹島 潤先生(岡山市立操南中学校 教務主任・総合学習主任)

岡山大学教育学部卒業後、教職歴21年目。2021年度より同校勤務。これまで岡山市内の国公立中5校に勤務、地域や外部・専門機関等との連携・協働によるESD(持続可能な発展のための教育)を推進する。令和元年度野崎教育賞、(公財)日本教育公務員弘済会岡山支部 教育論文 優良賞等受賞。日本学習社会学会、日本教育大学協会研究集会、全国SDGs教育研究会など実践発表多数。現在は「教師の成長と力量形成」や「学校組織マネジメント」にも関心を持っている。

 

中山芳一先生(岡山大学 教育推進機構 准教授)

岡山大学教育学部卒業後、当時は岡山県内に男性一人といわれた学童保育指導員として9年間在職。学童保育の研究が将来的な学童保育の充実に必要不可欠と確信し、教育方法学研究の道へ方向転換した。現在は、岡山大学教育推進機構の准教授として学生たちのキャリア教育や課外活動支援を担当するとともに、全学生必修の初年次キャリア教育の主担当教員も務める。そして、20年以上におよぶ小学生と大学生の教育経験から「非認知能力の育成」という共通点を見出し、全国各地で非認知能力の育成を中心とした教育実践の在り方を提唱。現在、幼児教育や小中高の教員、一般の児童・生徒や保護者を対象とした講演会の回数は年間200件以上、継続的にかかわってきた学校は校種かかわらず100校以上を数える。著書には最新刊の『教師のための「非認知能力」の育て方』(2023年、明治図書)をはじめ多数ある。

 

対象

・中学校・高等学校・中高一貫教育校の先生
・教育委員会の先生・ご担当者様

 

参加費・定員

・参加費:無料
・定員:50名

 

■その他

・企業の方からの参加申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
・過去開催のセミナーレポートはこちら
・「Ai GROW」ご採用校の活用事例はこちら

 

■運営

主催:IGS株式会社
協力:株式会社JTB

 

■同時期開催セミナーのご案内

〇熊本開催:2023年8月2日(水)はこちら

〇東京開催:調整中(2023年8月4週目に開催予定)

 

■お申し込み方法

本セミナーのお申し込み受付は終了しました。

 

 

 

 

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