社会変化に伴う多様な考えや価値観へ対応していくために、学校教育現場では生徒が自ら考え、好奇心や成長意欲を抱きながら、学びに向き合う風土、環境づくりが進んでいます。
一方、こうした新たな取り組みが、一方通行ではなく、生徒の主体的な学びにつながっているか、ご不安の声も聞こえてきます。
本セミナーでは、生徒の将来を見据え、教育プログラムや教育環境の改善に尽力されている先生方を講師に迎え、仕組みの構築にとどめず、学びの主人公である生徒の主体性を最大限に引き出す学びや指導の工夫について日頃のご実践をご紹介いただきます。
生徒一人ひとりの主体性を引き出すための具体的なヒントをお持ち帰りいただきますと幸いです。ご同僚の先生とお誘い合わせのうえぜひご参加ください。
■イベント概要
第28回 生徒の資質・能力の育成とその適切な評価の実現に向けて
~生徒の主体性を引き出すための指導と評価~
■日程
2024年8月21日(水) 16:30~18:00
■内容
第1部:生徒の個人的実行力を引き出す探究的な学びの環境づくり
山元祐輝先生(東明館中学校・高等学校 探究ハウス長)
第2部:生徒の自己効力を引き出す対話軸の作り方
今中俊久先生(関西大学第一中学校・高等学校 教頭)
第3部:生徒の成長意欲と可能性を引き出す評価と指導
田村幹樹先生(青翔開智中学校・高等学校 探究部主任)
第4部:Q&Aセッション
■講師紹介(講演順)
山元祐輝先生(東明館中学校・高等学校 探究ハウス長)
探究コースの創設リーダーとして、ほぼすべての授業をプロジェクト・ベースにした学習方法(PBL)を取り入れ、対話によって生まれる創造性、協働性を大事にしながら学ぶことを楽しむアカデミックなコースを設立。2022年度、1期生を卒業させるとともに、2023年度から、年次ごとに全コース統合、総合選択制の導入。さらに学年クラス制からハウス制へ移行。探究ハウス長として新しい教育・新しい学力について模索し、探究し続けている。
今中俊久先生(関西大学第一中学校・高等学校 教頭)
1994年に家庭科の教諭として同校に入職。2017~2020年度に図書情報部(ICT)主任、2021年度に高校教頭を務め、2022年度より中学教頭。入職時より高校陸上競技部の顧問として長年多くの選手を指導。将来の社会での活躍を見据え、早くから課外活動の学びの中に生徒のコンピテンシー向上の視点を取り入れている。
田村幹樹先生(青翔開智中学校・高等学校 探究部主任)
2006年より私立中高一貫校に勤務。探究活動を通した人材育成のカリキュラム開発に従事する。2016年より同校で勤務し、探究を中心に据えた先進的な教育プログラムの開発と実践に参画。2018年度に同校はスーパーサイエンスハイスクールに指定されSSH主担当として研究開発に取り組む。新設10年目の同校の取り組みや探究活動の成果は、現在大きな注目を集め始めている。
■対象
・中学校・高等学校・中高一貫教育校の先生
・教育委員会の先生・ご担当者様
※このような先生に特にお勧めです。
・現行の教育プログラムや評価方法について改善を図りたい先生
・生徒の主体性を育むための評価、指導について学びたい先生
・他校の探究学習等での生徒との関わり方について知りたい先生
・探究型学習において他校とつながりをもちたい先生
■受講料・定員
無料・100名
■受講環境
オンライン開催。Zoom(オンライン配信のプラットフォーム)を利用します。
受講可能環境:パソコン、スマートフォン、タブレット
■その他
・企業の方からの参加申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
・過去開催のセミナーレポートはこちら
・「Ai GROW」ご採用校の活用事例はこちら
■お申し込み
お申込み受付は終了いたしました。たくさんのお申込みありがとうございました。