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学習指導要領に応じた学習評価の実現だけでなく、生徒の多様な資質・能力の成長を促すため、探究活動や行事、部活動、そして教科指導を通して生徒の非認知能力の育成と評価に取り組まれる学校が増えています。

本セミナーでは、非認知能力研究の第一人者のおひとりであり、『教師のための「非認知能力」の育て方』の著者でもある中山芳一先生の他、中山先生と一緒に非認知能力の育成を見据えた指導とその効果の定量化に取り組まれている立正大学淞南高等学校の壺倉和良先生、聖光学院中学校高等学校で教壇に立ちながら教育評価の研究を推進されている髙木俊輔先生を講師に迎え、日頃の実践を交えながら生徒の成長につなげる評価設計についてお話しいただきます。

次年度を見据え、生徒の非認知能力の成長を促すために留意すべき点や不可欠な要素などを整理いただくとともに、複数の先行事例から非認知能力の育成と評価に関する具体的なヒントをお持ち帰りいただけますと幸いです。ご同僚の先生とお誘い合わせのうえぜひご参加ください。

 

■イベント概要

第29回 生徒の資質・能力の育成とその適切な評価の実現に向けて
~非認知能力の成長を後押しする授業と評価の仕組み作り~

 

■日程

2024年9月28日(土) 14:0017:00(受付開始 13:30)

 

■会場

TKP新宿カンファレンスセンター ホール5E(JR各線新宿駅「新宿駅南口」より徒歩5分)

 

■内容

第1部:非認知能力を育むための目標設定と授業指導への落とし込み
中山芳一先生 (ALL HEROs合同会社 代表

第2部:非認知能力を育む学校全体の取り組みと現状について
壺倉和良先生 (立正大学淞南高等学校 教諭

第3部:評価は誰のためのもの?「学習者を支援する評価」のために必要な考え方
髙木俊輔先生 (聖光学院中学校高等学校 教諭、株式会社エデュテクノロジー アセスメント・デザイナー)

第4部:生徒の非認知能力を客観視点で評価する「Ai GROW」のご紹介
担当:三上富士雄 (IGS株式会社 教育ソリューション部 マネージャー)

第5部:Q&Aセッション

 

■講師紹介(講演順)

 
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中山芳一先生 (ALL HEROs合同会社

岡山大学教育学部卒業後、当時は岡山県内に男性一人といわれた学童保育指導員として9年間在職。学童保育の研究が将来的な学童保育の充実に必要不可欠と確信し、教育方法学研究の道へ方向転換した。岡山大学教育推進機構の准教授として学生たちのキャリア教育や課外活動支援を担当するとともに、全学生必修の初年次キャリア教育の主担当教員も務める。そして、20年以上におよぶ小学生と大学生の教育経験から「非認知能力の育成」という共通点を見出し、全国各地で非認知能力の育成を中心とした教育実践の在り方を提唱。現在、幼児教育や小中高の教員、一般の児童・生徒や保護者を対象とした講演会の回数は年間200件以上、継続的にかかわってきた学校は校種かかわらず100校以上を数える。著書は『教師のための「非認知能力」の育て方』(2023年、明治図書)など多数。

 

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壺倉和良先生 (立正大学淞南高等学校 教諭

2016年度より同校勤務。担当教科は国語科。現在は進路指導主事、五教科主任、国語科主任、2学年担任を兼務しながら、「Ai GROW」担当として、生徒の非認知能力育成のための授業実践に取り組んでいる。今から3年前、本セミナーの講師でもある中山芳一先生の非認知能力に関する講義を拝聴し、学校全体で非認知能力を育む教育実践への取り組みを立ち上げ、生徒の非認知能力を伸ばす指導へと紐づいた学校目標の設定を踏まえて、昨年度では国語科の協力の下で授業における非認知能力を伸長する国語の研究授業を実施。効果的評価方法を実践し、改善に努めている。

 

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髙木俊輔先生 (聖光学院中学校高等学校 教諭、株式会社エデュテクノロジー アセスメント・デザイナー)

神奈川県の私立中高にて教員として13年間勤務した後、渡豪し、教育評価について専門的に学ぶ。メルボルン大学教育学大学院修士課程教育評価専攻修了。現在は聖光学院中学校高等学校で英語科教諭として働くかたわら、アセスメント デザイナーとして教育評価についての研修や、企業の教育プログラムに関わる評価制度の監修などを行なっている。Google for Education 認定トレーナーとしても活動中。共著書に『エンゲージメント×英語授業 「やる気」と「意欲」を引き出す授業のつくり方』(明治図書)。

 

 

■対象

・中学校・高等学校・中高一貫教育校の先生
・教育委員会の先生・ご担当者様

※このような先生に特にお勧めです。

・生徒の非認知能力を伸ばすため具体的な指導に取り組みたい先生
・生徒の非認知能力を伸ばす授業方法を取り組みたい先生
・教育活動における評価設計や仕組みづくりを担当している先生
・生徒評価について教職として知見を広げ、理解を深めたい先生

 

■受講料・定員

無料・70名

 

■その他

・企業の方からの参加申込は受け付けておりませんのでご了承ください。
・過去開催のセミナーレポートはこちら
・「Ai GROW」ご採用校の活用事例はこちら

 

■お申し込み

 

 

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