生徒に聞くAi GROW

 

探究型学習の実践や大学入試の変化など学校を取り巻く環境が変わり、生徒の資質・能力とその成長の可視化の重要性が高まるなか、全国各地に広がる「Ai GROW」。実際に活用されている生徒の皆さんは、どのように「Ai GROW」をとらえているのでしょうか。

今回は、3年間「Ai GROW」を継続利用した岡山市立操南中学校が3年生270名に実施したアンケートの結果の一部をご紹介いたします。

 

Q.:3年間を振り返って、「自分の」強みやよさを意識する力が高まりましたか?

 

 

 

回答した生徒の82.4%が、3年間を振り返って、自分の強みやよさを意識する力が高まったと感じていることが分かりました。「Ai GROW」は、生徒のコンピテンシーをできる限り正確に計測するため、自己評価だけでなく、相互評価を取り入れています。そのため、生徒は自分でも気付くことのできなかった自らの強みや魅力を、他者からの評価を元に発見することができます。毎日の学校生活をともにするクラスメートや、大事な友人から評価される自分自身の強みや魅力を知ることは、自己肯定感の向上にも大きく寄与するはずです。

 

Q.:3年間を振り返って、「他者やクラスメートの」強みや魅力を意識する力が高まりましたか?

 

 

回答した生徒の81.0%が、3年間を振り返って、他者やクラスメートの強みや魅力を意識する力が高まったと感じていることが分かりました。「Ai GROW」は1年間何度受検をしても費用が変わらないため、年間を通して複数回受検を実施しています。年間に複数回受検を行うことで、生徒には「いずれまた友達を評価する」という意識が芽生え、日常的に友人の行動の変化・変容に注目するようになります。また、「Ai GROW」を受検することで、社会で必要とされる資質・能力にどのようなものがあるかを知ることもできるため、それまで漠然と認識していたクラスメートや友人の強みを、能力ベースで具体的に認識することができるようになります。

 

 

Q.:中学校卒業後、「伸ばしていきたい」非認知能力はどのような力ですか?

▲アンケートの回答をテキストマイニングした結果

 

生徒の回答をテキストマイニングした結果、「創造性」や「決断力」、「表現力」や「実行力」などのコンピテンシーを伸ばしてたいと考える生徒が多いことが分かりました。「Ai GROW」では、25のコンピテンシーを計測することが可能で、「Ai GROW」を実施することで、生徒は日々の学校生活でこれからの社会で必要な資質・能力を具体的に意識することができるようになります。

 

Q.:今後、中学校3年間で身に付けた非認知能力をどんな機会で生かしていきたいですか?

回答(一部抜粋):

  • 「共感・傾聴力」は、人と関わる上で大切な力なので、高校生になってもそれを生かしていきたい。また、人の話をしっかり聞くことで、人間関係を円滑にするだけでなく、色々な考えに触れて自分の考えを深めていきたい。

  • 「創造性」を生かしてまだ誰も思いついていない便利で画期的な生活するうえで便利な道具を作ってみたい

  • 「影響力の行使」の高さを生かしてグループ活動のときには率先してメンバーをまとめ、相手の行動に影響を与えられるような行動をしていきたい。

  • SDGsをどうやって解決したらよいかを考えるときに、「地球市民」の能力を生かしていこうと思います。

 

「Ai GROW」を3年間活用したことにより、生徒は自身の強みや魅力を具体的な能力で言語化できるようになっただけでなく、その能力をどのような場面で発揮していきたいのかまで考えられるようになったことが分かります。

「Ai GROW」を継続して実施することで、自分の強みや魅力に気付き、その成長を実感しながら自身の進路を主体的に考えられるようになる生徒が一人でも多く増えるよう、弊社は今後も「Ai GROW」をはじめとする各種サービスを通して、生徒の皆さんの成長と学びをサポートしていきます。

 

a

a

a

生徒の強みを発見する「Ai GROW」をもっと知る →